2007-05-11 第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第12号
○公述人(佐々木宣彰君) 私は、やはり憲法というのはすばらしい人類の知恵が詰まっているわけなんですね。確かに、私は平和ということに関しては前向きなんですけれども、しかし人に対しては意外と懐疑的なわけですよ。権力を握れば、いろいろな県知事を見ても、立派な方だった人がつまらないことに巻き込まれると。 このように、なかなか憲法というのは、行政権、権力を握った者というのは、絶えず不断の努力を国民がしないとあらぬ
○公述人(佐々木宣彰君) 私は、やはり憲法というのはすばらしい人類の知恵が詰まっているわけなんですね。確かに、私は平和ということに関しては前向きなんですけれども、しかし人に対しては意外と懐疑的なわけですよ。権力を握れば、いろいろな県知事を見ても、立派な方だった人がつまらないことに巻き込まれると。 このように、なかなか憲法というのは、行政権、権力を握った者というのは、絶えず不断の努力を国民がしないとあらぬ
○公述人(佐々木宣彰君) 私は、先ほど述べましたとおり、やっぱり憲法を改正する、そして平和、特に第九条に関して改正をするということになれば、それなりのバックボーンとなる思想というものをしっかりと打ち出してもらって、そして、そういうものに関して時期を見て、関心度がかなり高くなった段階で投票率もかなり確保する、何%ということは私もよく分かりませんけれども、結果的にそれだけの民意が上がらないと憲法を改正しても
○公述人(佐々木宣彰君) 憲法改正については憲法第九十六条に規定されており、改正手続の要件として国民投票が規定されてあるから、国民投票法案が議論され法律となることは憲法の想定したことであり、憲法制定以来六十年という時を経て、六十年の間に社会、国際状況は変化し、憲法改正の必要性が出てきたことは事実である。 さて、日本国憲法において三大原則、すなわち国民主権、基本的人権の尊重、平和主義において、国民主権